
というか、小さくって具体的にどのぐらいなの?
このような悩みを解決していきます。
こんな人におすすめの記事です
- 大きな目標をたてて失敗した経験がある
- 小さな習慣の効果が信じられない
- 小さな習慣の具体例を知りたい
習慣化するためには、小さくコツコツ続けるのが大事ってよく聞きますよね。
でも実際小さく始めてみると、「こんなのやって効果あるの?」と疑いたくなってしまいますよね。
そこで今回は、小さな習慣の絶大な効果を名著3冊から引用しながら解説してみました。
毎日ちょっとしかできなくても、向かっている方向が正しければ問題ありません。
1%を続けていくだけで、1年後には37倍の成果になるからです。

引用:複利で伸びる1つの習慣
あなたもこの記事を読んで、1日でも早く37倍の成果を得らるように、今日から小さく始めてみましょう。
この記事の結論
- 小さく始めよう
- イフゼンプランニングを使おう
- 楽しもう
この記事を書いた人

- 習慣化特化ブログ『習慣化のツボ』を運営中
- 習慣化に関する本を20冊以上読破
- イフゼンプランニングを使って毎日の習慣を管理中
関連:【完全版】三日坊主を克服して習慣化マスターになる方法【まとめ】
【名著3冊から学ぶ】人生を変える「小さな習慣」の定義
ではまず始めに、小さな習慣の定義を簡単に確認しておきます。
小さな習慣の定義を知っておくだけでも、どれだけ小さいものかがイメージできるからです。
結論、小さな習慣は名著3冊で以下のように定義されています。
本 | 小さな習慣の定義 |
小さな習慣 |
|
習慣超大全 |
|
複利で伸びる1つの習慣 |
|
3冊それぞれ表現は違いますが、「めちゃくちゃ小さなことだよ」って言っていることには変わりありません。
人生を変える「小さな習慣」の3つの効果
では、なぜこんなにも小さな習慣から始めることが大事なのでしょうか?
それは、小さな習慣には大きな効果があるからです。
小さな習慣の効果は以下の3つです。
- 誰でもできる
- 自信がつく
- 大きな成果になる
名著から引用して小さな習慣の効果を紹介していきます。
1.誰でもできる
小さな習慣の効果1つ目は、誰でもできることです。
突然ですが、ここで1つテストをします。
自分の鼻を触ってみてください。
さて、あなたは鼻を触りましたか?
触りませんでしたか?
「いきなり何?」って思うかもしれませんが、これは『小さな習慣』の本文中に実際に出てくるテストです。
作者のスティーヴン・ガイズさんは、鼻を触ることができた人に対して以下のような言葉を送っています。
あなたが自分の鼻を触ったのは、そんなことはやりたくないと思う気持ちよりも、やろうとするわずかな意志が勝ったからです。
おめでとう!
これであなたには小さな習慣を始める力があるとわかりました。
引用:小さな習慣
つまり小さな習慣とは、あなたが鼻を触るのと同じぐらい簡単な行動だということを言っているのです。
ここで鼻を触ることができた人は、小さな習慣を成功させる力を確実に持っています。
その力さえあれば、きっと習慣化できるはずです。
2.自信がつく
小さな習慣の効果2つ目は、自信がつくことです。
習慣化に失敗して、自分を責めてしまった経験って誰にでもありますよね。
というか逆に、自己嫌悪になったことがない人なんか99%存在しないと思います。
でも、小さな習慣ならこんな心配をする必要はありません。
小さすぎて失敗するわけがないからです。
小さな習慣の場合は「小さすぎて失敗するわけがない」といえます。
そのため、目標を達成できない自分への失望感や罪悪感に悩まされる心配もありません。
なんといっても、最初から毎日の成功が約束されているのですから。
つねに目標を達成できることが励みとなり、さらに続けようと思うポジティブなサイクルが生まれます。
引用:小さな習慣
このように小さな習慣は失敗があり得ません。
鼻を触るのと同じようなもんです。
3.大きな成果になる
でもあなたはこんな風に思いませんでしたか?
「そんなに小さな習慣をやっても意味がないでしょ」
その気持ちもわかります。
昔の僕も完全に同じ意見だったからです。

なぜなら、毎日1%しか良くならなくても、それが1年続けば37倍の成果になるからです。

引用:複利で伸びる1つの習慣
1日1回の腕立て伏せ、1日1本の歯のフロス。
1日では何も違いがないように見えても、1年後には大きな成果になります。
そして1年後に37倍の成果が出れば、自然に自信がついてくるはずです。
たとえばテストの点数が37倍になったら、ハンパない自信がつきますよね。
だから、とにかく小さく始めるんです。
この記事で伝えたいことはそれだけです。
(ここまでで、多分5回ぐらいは言ってます。)
「小さな習慣」の具体例100個
小さな習慣の大切さが充分わかったところで、ここからは具体的な例を100個あげていきます。
「小さな習慣とはどれぐらい小さいものなのか?」ということを、この章で完ぺきに把握しましょう。
『習慣超大全』の公式ページを翻訳して100個紹介します。
※一部、翻訳がおかしいところがあるので、詳細が気になる人は公式ページ(英語)をご覧ください。
どれもほんとに小さな習慣であることがわかると思います。
こんなことでも、長く続ければ確実に大きな変化につながります。
まずはあなたが「これ良いな」と感じるものから始めてみましょう。
どうしてもやりたい習慣が見つからない人は、以下の記事の朝と夜のおすすめ習慣を参考にしてみてください。
参考▼
【朝活無双】毎朝やりたいおすすめの習慣12選と継続のコツ3つ
【QOL爆上げ】夜のおすすめ習慣10個とNG習慣【ルーティン例あり】
「小さな習慣」をやってみた体験談
次に、僕がリアルに小さく始めた習慣、そして小さく始めた結果どうなったのかを少しだけ紹介します。
興味のない人は、小さな習慣のルールの所まで飛ばしてもらっても大丈夫です。
僕がリアルに始めた小さな習慣は、1本の歯をフロスすることです。
『習慣超大全』を読んだらやりたくなったので、フロスをAmazonで頼んでとりあえず始めてみました。
やる前は完全に、「1本だけフロスなんかしても意味ないでしょ」って感じで疑心暗鬼になっていましたが、途中であることに気がついたんです。
「失敗する心配がねえ」
だから、とりあえずっていう気持ちでやれました。
何も考えずに。
それこそ鼻を触るレベルで。
ハミガキの近くに置いておくだけで、意志の力なんて使わなくても自動化できたんです。
もちろん最初の2,3日は1本しかやっていませんでしたが、4日目ぐらいで楽しくなってきました。
すると5日目ぐらいには「全部やってみようかな」って気持ちになったんです。
じゃあ全部やったらどうなったか?
気持ちよかったんです。
1本ではとれなかった量の歯垢がゴッソリとれたので。
逆に、今までこんなものを放置していたのかって思うと、ちょっとゾッとするぐらいでした。
さらに、全部やっても2,3分ぐらいで終わることにも気がついたので、それ以降は基本的に毎日全部の歯をフロスすることが習慣になりました。
もちろんどうしてもやる気が出ないときもあるので、そんな時は1本だけやって寝ることにしています。
でも、あくまで目標は1本フロスするだけなので、1本だけで終わって罪悪感が生まれるわけでもないですし、逆に毎日続けられることで自信がUPしています。
ちなみに成果としては、最近行った歯医者さんの歯科検診でちょっとほめられたことぐらいしかありません。
ただ、意外に人間って単純なので、そんなちっぽけなことでも成長を実感している今日この頃です。

長々と体験談を語ってすいません。
少しでも小さな習慣のリアル感を感じてもらって、小さな習慣を始めるキッカケになれば嬉しいです。
「小さな習慣」を実践する時の3つのルール
では最後に、小さな習慣を実践する時のルールをいくつか紹介します。
正直そんなに細かいことを気にする必要はないので、あくまでも補足として読んでいただければと思います。
名著3冊ではいくつかのルールが紹介されていましたが、今回はその中でも特に大事な3つにしぼって解説してみました。
- とにかく小さくする
- イフゼンプランニングを使う
- 楽しむ
この3つだけおさえれば、習慣化への道は開けたも同然です。
とにかく小さくする
小さな習慣を実践する時のルールの1つ目は、とにかく小さくすることです。
「いやいや、小さな習慣って言ってるんだから当たり前でしょ」って思ったそこのあなた。
危険です。
僕も昔は小さな習慣が全然小さくなかったからです。
小さな目標として、「毎日10分勉強する」とか言ってましたが、全然できませんでした。
10分でも大きすぎたんです。
人はつねに自分の自己管理能力を過大評価している
引用:小さな習慣
だから目標はどれだけ疲れていても、どれだけやる気がなくても、絶対に毎日できる目標にしましょう。
イメージは、鼻を触るのと同じぐらい簡単なことです。
あと、何日か続けてできるようになってきても目標は最小のままでOKです。
もうちょっとやりたい日にオマケ的な感じでやっちゃいましょう。
イフゼンプランニングを使う
小さな習慣を実践する時のルールの2つ目は、イフゼンプランニングを使うことです。
イフゼンプランニングとは、ある条件の時にする行動を事前に決めておくテクニックのことです。
テンプレは、以下の形です。
「(if)Aしたら、(then)Bする」
ifが条件、thenがその時にとる行動です。
主に習慣化や目標達成のために使われる方法で、具体的には以下のような感じで使います。
イフゼンプランニングの具体例
- 朝起きて床に足をつけたら、ベッドメイキングする
- ベッドの上で体を起こしたら、「今日も最高に気持いい1日だな」とつぶやく
- アラームを止めたら、スマホをカバンの中にしまう
イフゼンプランニングの何がスゴイかっていうと、体が覚えやすいので習慣を忘れるのを防げるということ。

あなたもイフゼンプランニングを使って、小さな習慣を体に浸透させていきましょう。
イフゼンプランニングの詳しい効果や具体例に関しては、以下の記事で解説しています。
関連:【成功率91%】イフゼンプランニングで習慣化する方法【100の例】
楽しむ
小さな習慣を実践する時のルールの3つ目は、楽しむことです。
小さな習慣は簡単にできるとは言っても、つまらなかったら正直やりたくないですよね。
毎日鼻を触れって言われたら、一応やれるけど、つまらないからやりたくないですよね。
だから楽しむ必要があるんです。
楽しければ、もっとやりたくなるはずですし、もっと忘れづらくなります。
つまり、習慣化しやすくなるということです。
祝福とは、小さな習慣ができた後に自分をほめることを指します。
具体的には以下のような感じです。
「今日も成長したな」と親指をたてる
「よっしゃー」とガッツポーズをする
「ててててってってってーーーん」と声に出してレベルアップする
「こんなことやって効果あるの?」と思うかもしれませんが、ガチで効果あります。
なぜなら人の習慣や行動は感情によってつくられるからです。

こんなことでも、キッカケになって習慣化しちゃうもんなんです。
自分の感情をちょっとでも動かして、習慣化しやすい工夫をしましょう。
感情が動かないことは習慣化しません。
もっと楽しみましょう。習慣化を。
ちなみにアプリなどを使って記録するのも、楽しむための工夫としてはアリです。
関連:【無料&シンプル】三日坊主の人におすすめの習慣化アプリ5選
【まとめ】今日から小さな習慣を始めよう
では最後にここまでをまとめておきます。
まず、小さな習慣とは以下のようなもののことでした。
本 | 小さな習慣の定義 |
小さな習慣 |
|
習慣超大全 |
|
複利で伸びる1つの習慣 |
|
そして先ほど、小さな習慣のちょっとしたルールを紹介しました。
- とにかく小さくする
- イフゼンプランニングを使う
- 楽しむ
何度も言っていますが、1番大事なのは小さく始めることです。
とにかく今日から小さく始めてましょう。

たぶん9割ぐらいの人は、やらないと思います。
でも冷静によく考えてみてほしいんですが、小さな習慣をやったところで何も失わないですよね。
特に小さな習慣の場合は、時間もお金も体力もほとんど使いません。
鼻を触るのと同じようなもんです。
じゃあ普通に考えて、やった方が得する可能性は高くありませんか?
それでやってみてダメならやめればいいと思いますし、やってみたらわかることもたくさんあると思います。
じゃあ今日から始めましょうよ。
とにかくやってみましょうよ。
今成功しているか、そうでないかは問題ではない。
重要なのは、習慣が自分を成功へと導いているかどうかである。
現在の結果よりも、現在の軌道にもっと関心を持つべきだ。
引用:複利で伸びる1つの習慣
小さな習慣でも、良い方向に向かってさえいれば必ず結果が出ます。
まずは小さく、そしてコツコツと、良い方向に向かって歩き始めましょう。
参考:今回参考にした名著3冊
最後に参考までに、今回紹介した3冊のリンクを貼っておきます。
「なんかこの本いいこと言ってたなあ」っていう本があれば、ぜひ自分で深く読みこんでみてください。
もし、「どれか1冊だけ読んでおきたいな」っていう人は、個人的には『習慣超大全』が1番おすすめです。
この1冊だけ読んでおけば、習慣化に関することは完ぺきと言えるほどの本だからです。
ただ、『習慣超大全』は550ページ超えの大作なので、もし読む場合は「1日1ページ」という小さな習慣から始めてみるのがいいかもしれませんね。
また、どの本もAudibleで聴くことができるので、「本を聴くのもありかな」という人は、聴いて読んでみてください。
Audibleを使ったことがない人は、1冊なら無料で読むこともできますよ。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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